◇ 小中学生のための『歎異抄』解説 ◇

    800年も前に生きた人たちが、真剣に心を見つめて、それを記録していました。
    『 「結果」の良し悪しなんて関係ありません! 重要なのは、いまこここの・・・「生き方」なのです 』
 

【要旨】 親鸞「念仏は無心」

  念仏(おまじない)は、理屈ではありません。無心の「思い」です。

  仏さま(神さま)の慈愛の力に、すべてが救済されている。 --- 感じますか。納得しますか。うなずきますか。

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<解説> 今ある自分が自然なこと

  念仏(おまじない)は理屈でなく、無心の「思い」。

  救済されていることを心から信じ込むことができず、なお、苦悩している「私」が、
  「今の苦悩は、救済を心から信じることができないために生じている。苦悶するのも当たり前で自然なこと。自然なこと。全てがごくごく自然なこと」です。

  「 この苦悩自体も実も救済の中であり、普通で自然なことだ、と信じれば、実は苦悩ではない 」
  という思いを念じているのです。

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