[ 読者 ]:読者の名を入れて読んで!
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[ 読者 ]と名付けられた地球人型ロボットの視点(操縦席)は、今覚醒しています。
[ 読者 ]は[ 読者 ]自身とAさん(他人)を観測しました。
[ 読者 ]が観測したデータ(結果)では、
[ 読者 ]については、視点(操縦席)が出現ていて「(紛れもなく)ある 」状態だ。
Aさんの場合は、視点(操縦席)は出現しておらず観測できず、あるのかないのか解らない 、つまり「(図り知れない)混沌 」状態だ。
そして、その観測結果を図にしてみた。
[ 読者 ]はAさんに言った。
『 この図は、私が私自身とAさんを観測して二人を絵にしたものだ。図1が私で図2が君だよ 』
すると、Aさんは応えた。
『 それ間違ってる! 図1が私で、図2が君じゃないか 』
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人称代名詞の「 私 」が混乱させますので、固有名詞に代えて表現してみましょう。
[ 読者 ]:
『 この図は、[ 読者 ]が[ 読者 ]とAさんを観測して二人を絵にしたものだ。 図1が[ 読者 ]で、図2がAさんだ 』
A:
『 それ、間違ってる! 図1がAで、図2が[ 読者 ]さんじゃないですか 』
これで、二人の発言のすれ違いがお分かりでしょう。
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⇒[ 読者 ]は気が付きました。
同じ観測データ(図)を見て判断しているのに、[ 読者 ]とAさん(他人)の言うことが異なるんだ!
論理的にも科学的にも、とても矛盾してる!!
論理的にも科学的にも説明のできない ── 「(図りしれない)混沌 」 ── 現象が、こんなに身近なところでも発生している!!
ものごころが付いてからず~っとそうだったからなあ。 今まで当たり前だと感じていた現象だから、解けない、理解できない現象だとは気付かなかったよ。
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<補足>
「 私は・・・ 」というの時の「 私 」は、
「 話し手、書き手など、情報の発信源、発信点を示す言葉 」= 一人称の代名詞
で、特定の個体を示すものではありません。
被観測体を特定するためには個体名で表現する必要がありました、病院で付けられる氏名札のように。